こんにちは 明俊です。
春の兆しを感じるようになりましたが、まだまだ風は冷たいですね。
そんな時あったかい温泉がとても恋しくなります。
温泉と一口に言っても、
「熱め」「ぬるめ」
とそれぞれにお好みの場所やお湯加減があると思います。
私は「熱めの温泉」が好きです!
福岡近辺だと『佐賀の武雄』や『長崎の雲仙』、『大分の別府』が比較的に『熱めの温泉』ですね。
そんな熱め温泉好きの私でも熱くて痺れちゃう温泉があるんです。
その名もズバリ
『“あたみ温泉”』
別府のお隣が県庁所在地の大分市。県庁所在地では屈指の源泉数を誇るとか。
街の中心にある大分駅のすぐ近くにこの「あたみ温泉」があります。
開業からまもなく70年を迎える温泉で、門構えもそうですが、番台をくぐった先にも昭和のすごく懐かしい雰囲気にとても癒されます。元々は「熱海温泉」と称していましたが、経営者の女将さんが段々と静岡県の熱海に申し訳ない気持ちとなり、ひらがなの『あたみ温泉』に改称をなさったんだとかw
泉質は九州では比較的珍しい「茶色いモール温泉」で美肌の湯の部類に入るのですが、ただ残念なことに「超・高・温」なんです!
なんと約50℃くらいの源泉がコンコンと湯船に注がれています。美肌どころか、全身が真っ赤かになる正に「熱海」です。
一応「熱め」「ぬるめ」と湯船が分けてありますが、私にはほぼどちらも熱め!
地元の方が利用されている所なので、どんどん水で薄めるというわけにもいかず、痺れるような湯温に我慢をしながらゆっくりと浸かってゆきます。そうしてゆくと不思議なことに少しずつ慣れてきて気持ちよくなっちゃうんですね。フーッ。
ところで人生も熱い温泉のようだと思います。
私たちは日々、たいへんな事や苦しい事、心配な事が沢山の中に暮らしていて、痺れるような熱いお湯の中にいるようなもの。
だからこそみんな好きなことや楽しいこと、嬉しいことで薄めて丁度良い湯加減にして人生を過ごしているのではないでしょうか。
かといって薄めすぎると冷たく寒くなってしまいます。
丁度良い湯加減ってなかなか難しいものです。
ところが仏さまに願って叶う喜びは不思議と丁度良い湯加減になります。
それは仏さまが誰も悲しむことがないようにその願いを聞き届けて下さるからです。
人生をじっくりと楽しむためにも仏さまに願って良い湯加減でのんびりとゆくのが大切です。
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