お父さんはニルバーナ中なのだ。

ALOHA!章裕です。
あっという間に2月末。
春の足音がもうすぐそこまで聞こえています。
休日のお昼寝にもってこいのポカポカ陽気。

今月の「祥月会」でもお話ししましたが、高野山では2月14〜15日にかけてお釈迦様の「涅槃」をお慕いする法要が執り行われました。
雪が深々と降り積もる静まった高野山での「常楽会」はとても神秘的です。
興味のある方は、一度行かれてみるのもいいかもしれません。
お釈迦様は私たちと同じ人間でしたので、この世に生まれて(佛生・降誕)、物事の摂理を理解し悟って(成道)、最後はお亡くなりになりました(涅槃)。
最後の教えをお弟子さんたちに説く時、北の方角を頭にして眠るように旅立たれました。
そう、だから私たちも亡くなった時に北枕にするという文化を知っているんですね。仏教はいつもの生活に根付いています。
小さなことも調べてみると、歴史上の文化や物事と繋がっていることがあるのでとても面白いです。

さて、私のポカポカ陽気に釣られたお昼寝。一昔前まで世の「お父さん」をイメージして、肩肘ついてテレビの前で寝そべっておりました。
ちょうどウトウトしているいいタイミングで奥さんが掃除機をかけております。
そして、そのうち「邪魔やけんどいて〜」と声がかかります。
今はそんな光景、あまり見ないのでしょうか。
しかし、私は心地よくて動きたくない。
そんな時は仏教の奥義を繰り出すのです。
「今、ニルバーナ(涅槃)しているのだ…」
奥さん「は?」
「いや、だからニルバ…」
奥さん「早くどいてください」
「はい」

お釈迦様は涅槃される時、どのような格好だったのかというと、頭を北に向けて右脇腹を下にして肘をついて頭を支えた格好でした。
これが皆さんよく見られる涅槃像ですね。

タイにある涅槃寺という有名なお寺に行き、この大きな涅槃像を見た時、私はあまりの有り難さに手を合わせたんですけど…私のはただぐうたらに寝そべって、涅槃している状態ではなかったのでしょうねぇ。

さぁ、来月は春のお彼岸です。
1週間あるお彼岸期間でご自身のできる修行をさせていただきましょう。
徳純院では皆さんの修行のお手伝いをしています。
ご先祖様へお燈明のお供えとお経の修行です。
ちょっとお寺に出かけて一緒に手を合わせた後には、ポカポカ陽気に心地よくお昼寝しましょう。
日常生活の中に息づく仏教文化があります。
何気なくしている行為も、お釈迦さま、弘法大師さまと同じことをしているかもしれませんね。
次は晴れた空の下で、掃除機に邪魔されないようにニルバーナしようと思います。
合掌
A Hui Hou!!

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