初めまして明俊(みょうしゅん)と申します。
福岡徳純院でお勤めをしております。
いや〜。
おもってもみないことって意外や意外あるものです。
私の場合は、
【宝塚歌劇団】
きっかけは昨年秋、家族で家電量販店に行った時の事です。
小2の娘が売場の大型テレビに釘付けになっていました。
何を見てるのかと思い覗いてみるとそれが「宝塚歌劇団」だったのです。
そのときは
「へぇ〜。こんなのが好きなんだ〜」
と、特に気にかけていませんでした。
我が家では年に一度家族で「高野山参拝」に行きます。
当然のことながら娘にとってはいつも退屈な旅でした。
今年は娘にとって楽しい思い出になる旅にしようと思った私は、
ふと先日の家電量販店での事を思い出し、
「そうだ!今年は、宝塚歌劇団へ連れて行ってあげよう!!!」と思ったわけです。
そのことを妻に話すと
「本気で!?」
って言われるし、チケットも結構なお値段、第一に休憩挟んでの約三時間は娘にとって退屈の極みとなるのではと思いながらも、勇気を振り絞りチケット購入(通常であれば中々入手困難)。
緊張をしながら
「いざ宝塚劇場へ」
二階席の端っこでしたが最前列
そこから私達3人は「まさかまさかのどハマり」
娘は3時間全く退屈知らず。
「本気で?」なんて言ってた妻の心も鷲づかみ。
私に至っては一生ご縁のない世界という自信すらあったのに
「涙涙・・この世にこんなに素晴らしいものが・・・」
私達にとって入り込みやすい内容であったのも「ご縁」としか思えません。
特に今回の高野山参拝は私の両親の事をお大師様にすがる思いでお願いに行く旅でした。
そんな時に「宝塚に出会えた事」は正に大きな大きな「ご縁」(お大師さま本当に有難うございます)。
日頃の色々な事から解放された特別な時間でした。それがあったからこそ今があるとさえ言えます。
お寺にいると多くの方々から「良いご縁の話」を聞きます。
そのお話の中に「まさかまさか」のフレーズがとても多くあります。
まさか自分が、どうしてあの時・・・。
良い事も良くない事も全てが「ご縁」です。
だからこそ普段から「いいご縁」に少しでも多くあっておく。
「いいご縁」は出会うものと思いがちですが、いっそ「いいご縁の人になっておく」、「全てをいいご縁にする」のが良い。
手っとり早い方法が、神さん仏さんの近くにいつもいる事と私は思います。
ご縁を授けるのが神さん仏さんだからです。
徳純院には沢山の仏さんがいらっしゃいます、「たくさんのいいご縁」を頂いて「いいご縁の人になっておく」それが出来るのです。
まさかまさかはいつでも誰にでもあることだから。
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