はじめまして・・・
福岡徳純院で寺務をしております石田と申します。
【僧侶のひとりごと】なので、ちょっと違うのですが…
今回は【おばさんのひとりごと】
はじまり~はじまり~
徳純院は立花山のすそ野に5000坪の広大な境内を有しております。
今回は四季折々に咲く花を紹介したいと思います。
スズランの自生南限地は奈良県ですので、いつか誰かが植えたのでしょうが毎年ひっそりと
小さい白い花を咲かせています。
かわいい姿に似合わず有毒植物らしく、摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至るそうです。
知らなかった!!!
今回のブログのために調べましたらこんな怖い事を知ってしまいました(ブルブル・・・)
気を取り直して・・・次の花にいきましょう
半常緑低木で6-7月に黄色の花をつけます。
鮮やかな黄色なので見ると明るい気持ちになれますよ。
【ヒペリクム・ヒドコート】
と舌を噛みそうな名前でもあります。
見るからに【あやめ】か【しょうぶ】か【アイリス】なのに
イチハツ
という名前なのが非常に不思議
でした。
やはり今回のブログのために調べまして、またひとつ賢くなりました(ピース)
イチハツ はアヤメ科アヤメ属 結局 アヤメ じゃないですか!!!
アヤメ類の中でいちばん早く花が咲くことから、「一初草」と名づけられたとされ イチハツ
だそうですが、もうちょっと素敵なネーミングができなかったのかな?と イチハツ に少々
同情しております。
ネギ科ツルバキア属の植物で、南アフリカが原産で、別名には、
ソサエティーガーリック、スイートガーリック
という名前があるそうです。 社会のニンニク???甘いニンニク???
ネギ科なのでネギ臭~いです。
なので、お寺では切り花として使う事はありません。
春から秋遅くまで咲き続けるビオラセア(T. violacea)と言う種類が植えてあります。
花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、最後は白色になるので、濃い紫色・薄い紫色・白色の
三色の花が次々と咲いてキレイです。
変色のメカニズムは詳しくはわからないそうですが、紫色の花の中に含まれる色素の「アントシアニン」が開花後徐々に酸化酵素に分解されて白くなると…若い頃は華やか色で、年を取るにつれて
色がさめていき、最後には白に・・・
まるで人間の女性のようですね…
それでいくと私は真っ白・・・
いや、落花して土の上で茶色に…(涙)
なんと言っても…
最高な花風景は桜
毎年、楽しみにしております。
寺務室の私の机から見える桜風景…友達に良いとこにお勤めしてるね〜と羨ましがられています。
今回、ご紹介したお寺の境内に咲く花はほんの一部です。
また機会がありましたらご紹介したいと思っております。
皆様、四季折々に咲く花を見に、ブログに載っている花を探しにぜひご来山下さい.
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