念願のこんぴらさんへ

こんにちは 明俊です
先日、

こんぴらさん(金刀比羅宮)

にお参りに行ってきました。
ここは胸突き八丁ともいわれる、御本宮までの785段、さらに奥社までは1368段も階段が続きます。
香川県民はこんぴらさん参拝を「行く」でも「参る」でもなくズバリ

「登る」

という表現をすると聞いていましたが、私の感覚でも登るという表現そのものでした。

参道口から数えて365段目に「大門」ここからが先が「神域」で境内です。

ここに「加美代飴」という柚子の優しい香りのべっこう飴。

これを売っているのが「五人百姓」と呼ばれる境内での商売を特別に許された人たち5つの傘がでています。

430段目あたりには「こんぴら狗(いぬ)」がいます。(その謂れとかわいい銅像があります)
江戸時代には庶民が全国を旅するなんて容易でない時代にも、お伊勢さんなど寺社仏閣参拝に限り許されていました。
「一生に一度はこんぴら参り」と此処 こんぴらさんも憧れの地でした。
その中でこの「こんぴら狗(いぬ)」はその象徴ともいえます。

「代参」といって自分の代わりのお参りに行ってもらうことを言いますが、

自分の飼い犬に託してでもこんぴらさんへという思いがありました。(伊勢神宮にも同じように「おかげ犬」があるそうです)

そして500段目にはとてもおしゃれな資生堂パーラーの「神椿」があります。
やっぱり神社仏閣と甘味は関係深いですね。

ここからさらに長い階段に挑みます「旭社」(682段)を経て、いよいよ785段目の「御本宮」へ
ここの風景はお馴染みですね 眼下には琴平の街並みと遠くには瀬戸大橋までが望めます。

さらに階段を上りつめること30分、ようやく奥社(1365段)に到着です。
厳かな雰囲気につつまれていて、御本宮とはまた違ったおもむきです。
参道入口からここまで約1時間30分くらいの道のりでした。

こんぴらさんは求めてくるところだとつくづく思いました。はるか昔より日本各地からたくさん人々がこんぴらさんを目指しました。もとめるからこそ、ご利益に溢れて、そのご利益がさらに多くの人々をひきつけてきました。
「神仏のご利益や功徳は求めてこそ授かるものです。」
特に私のおすすめは「御礼まいり」。

この一年の感謝をもって寺社仏閣に足を運んでください。
新年の初参りでも「先ず御礼をお伝えする」ところから始めてみてください。

とても清々しい気持ちで新年を迎えることができます。

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