今月も薬師会を開催させて頂きました。
今月は、ご法話後にダゴ汁のおわかちをさせて頂きました。
5月は新ごぼうの季節。
それ以上にごぼうはエライ野菜とされております。
むかし明恵というお坊さんは、人間に「さん」をつけず、野菜に必ず「さん」をつけ、
「大根さん、人参さん、ごぼうさん」と呼ばれたそうです。
「人間は、寒いとか冷たいとか文句ばかり言う。野菜は、どんなに寒くても冷たくても文句は言わん。それどころか、邪魔な石ころさえも包み込むようにして、土の中で育てているではないか。
人間より野菜の方がエライから「さん」をつけるのだ」と明恵上人は言われたそうです。
今回の薬師会では「大根さん・人参さん・ごうぼうさん」の入ったダゴ汁を頂き
心と体を健康をお薬師様にご祈願させて頂きました。
徳純院では、毎月薬師会を開催しております。
参加費・申込不要ですので、どなたでもお気軽にご参加下さい。