どうも!
ダイエットを奮闘中の崇純です。
苦しいダイエットの中、ちょっとした息抜きに別府冷麺を食べに、別府の人気店「六盛(ろくせい)」へ行ってきました。
真っ赤な提灯に「冷麺・中華そば」と書かれた外観が目を引き、暖簾をくぐる前から食欲が刺激されます。
別府冷麺というと、全国的にはあまり知られていませんが、実は戦後、満州からの引き揚げ者が持ち帰った冷麺文化を地元の人たちがアレンジして広まったという説があります。
特徴はなんといっても麺。小麦粉にそば粉を少し混ぜて作る自家製麺は、モチモチとした弾力があり、噛むほどに香ばしさが広がります。
スープは牛骨や昆布、いりこを丁寧に煮出したもので、透明感がありながらも奥深い旨味。
和風の冷麺、と言ってもいいでしょう。
このブログを書きがなら、また食べたくなってしまいました(笑
席に座り、注文したのはもちろん「別府冷麺」と「おつまみスペアリブ」。
まず運ばれてきた冷麺を見た瞬間、思わず「きれいだな」と声が出ました。
透き通ったスープに、艶やかな麺、半熟卵、牛すね肉、キムチ、ネギの彩り。まるでひとつの料理というより、ひとつの景色のよう。
スープを一口飲むと、ひんやりとした中にやさしいコクが広がり、昆布の香りがふわっと鼻を抜けます。冷たいのに、どこか温かい。
そんな不思議な感覚です。麺はしっかりとしたコシがあり、噛むたびに力強い存在感。キムチの酸味と辛味がアクセントになって、スープに変化をつけてくれます。
そして、隣に控える「おつまみスペアリブ」
これがまた絶品。外はカリッと焼かれ、中は驚くほど柔らかく、骨からスッと外れるほど。
噛めば肉の旨味がじゅわっと広がり、思わず笑顔になります。冷麺のさっぱりとしたスープを一口飲んで、スペアリブをかじる。
この繰り返しがたまらない。さっぱりと濃厚、軽やかと重厚が交互に訪れる心地よさ。
冷麺を食べているのに、どこか贅沢な満足感があるのは、このスペアリブの存在があってこそ。お店の雰囲気も落ち着いていて、カウンターとテーブル席があり、昼も夜もお客さんでいっぱい。
スープがなくなり次第終了とのことで、訪れるなら早めが安心です。
食べ終わって店を出ると、体も心もスッキリ。冷たい料理なのに、なぜか温かい気持ちになる。
そんな不思議な体験をさせてくれるのが、六盛の別府冷麺でした。
ダイエット中だからこそ改めて感じる、ただ美味しいものを前にして笑える時間があれば、それだけでいいなと思える一日でした。
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