Suicaじゃないぜ、西瓜だぜ。

ALOHA!章裕です。
みなさんお待ちかね、「Let’sお盆!−2026年もご先祖様を手厚く、お・も・て・な・し−」のシーズンがやってまいりました。
徳純院では今年も8月13日、14日、15日の3日間、皆様からお申し込みいただいた故人様・ご先祖様を皆様と共に至心にご供養いたします。
猛暑の中だとは思いますが、体調に気をつけながらご参拝いただければ幸いです。
お盆を迎える時、私はいつも高野山に住んでいた時のことを思い出します。
高野山では大変ありがたいことに総本山である金剛峯寺に住まわせていただきながら高野山大学に通っていました。年に一人しか選ばれない「堂司(どうじ)」という役職であります。なので、大学生でもありながら、金剛峯寺と高野山の全ての行事に参加する修行僧という「二足の草鞋」生活でした。
思い描いていた華やかな大学生活とは全然違いとても大変でしたが、この経験は今でも私の生き方に大きな影響を与えています。ありがたいことです。
さて、金剛峯寺のお盆は伝統的に毎年8月10日に精霊迎えを行います。弘法大師様が修行されている奥之院に赴き、1000年以上守られている「消えずの一燈」からご先祖さま方を迎える道標として火を分けてもらい、奥の院にある歴代僧侶のお墓を回って金剛峯寺にお連れします。
持ち帰った燈火は、金剛峯寺の正面に吊るされた「切子燈籠」と「盆燈籠」に分け火して、お盆の期間中、消えることのないよう細心の注意を払って火の守りをするのです。

総本山なので精霊棚もこの通りスーパー豪華です。というか1000人近くの歴代僧侶をお迎えする棚なので、このくらいの規模じゃないとみんな帰って来れないのかもしれませんね…。

この精霊棚にはたくさんのお供物をします。御霊供膳3膳、精進供、一箱分の果物やお饅頭、何十束ものそうめんの山、そして堂々真ん中に鎮座する夏の風物詩「西瓜一玉」です。
このお供物は毎日交換するので、西瓜だけでも4〜5玉必要になります。
学生であっても修行僧のお盆時期は当然夏休みではなく、一生懸命ご先祖さまのお世話をして毎日お参りして心を込めてお供物を交換したり下げたりします。
お供えした物は金剛峯寺に住んでいる修行僧で有り難くいただきなさいとのことで、疲れた体に沁みる甘い西瓜の「お下がり」をいただくのが何よりもの楽しみでした。
今でもこのスイカLOVE、西瓜愛が止まらない私は、家でも一人で半玉をスプーンで掬いながら食べるほどです。
そして先日、徳純院の先輩である慈観先生から美味しい西瓜を送っといたからうけとってくださいねと。めちゃ嬉しいんですけど!
心待ちにしていたスイカが到着っ!
開封して一言…「でっかっ!」

息子に持たせてその大きさを測ることにしました。「でっっかっ!おもっ!」
お盆にご先祖様にお供えしてからと考えましたが、ちょっとそこまで持ちそうになかったので、いただいた日にしっかり仏壇にお供えをして、仏様、ご先祖さま方に先にいただいてもらった後、「お下がり」として有り難く家族全員でいただきました。
この美味しい西瓜、福岡本院の徳純院で土用のお滝行の後にお接待でいただけるらしい…ので、チャンスがあったらぜひ行かれてみてください。
皆様のお宅にもお盆参りのお供え物以外に、お中元や夏休みに出かけたお友達からのお土産などたくさんいただくことがあると思います。
とりあえず、一旦、早く開けてみたいというウキウキな心を落ち着かせて、お仏壇、なければテーブルの上に置いて手を合わせて神仏やご先祖さまに一度お供えして「お下がり」としていただくことを心がけてみましょう。
もっと美味しくなったり、もっと有難いものになること間違いなしですよっ!
みなさん、お盆参り心よりお待ちしております。
合掌
A Hui Hou!!

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